未来からの使者
八月七日。明日という日が、一年で最も特別な日になるはずの男、八波弾は、その日、人生最大級の憂鬱に沈んでいた。場所は、彼らが働く部乱目町に拠点を置く、桐島組の事務所。西陽が差し込み、一日の仕事の終わりを告げる埃っぽい光が、事務所の中を漂ってい…
だんまく小説だんまく,小説
愛し君と恋熱
「真〜夢、ランチ行かないかい?聞きたい事もあ……」桐島組にお昼休憩を告げるチャイムが鳴ってすぐ、ミカと源三が現場から事務所にやって来て、カンナと合流し真夢のデスクへとやって来た。「…………、」真夢はゆっくりと頭を三人の方へ上げる。その顔を見…
だんまく小説だんまく,小説
俺と真夢と検査薬。
真夢と同棲して三ヶ月。 今日は土日で俺だけがたまの仕事で出ていたが、すぐに帰れることになった。いつものように帰るメッセージを送り、何か買って帰るものはないか真夢に聞くと、すぐ返事が返って来た。『じゃあね~、アイス』「……」 アイスかよ! …
だんまくとコウノトリ だんまく小説だんまく,小説
弾くんって、本当に。
会話の一部に僅かにR表記がありますが、パスは設けておりません。大丈夫な方のみご覧下さいませ。
だんまくとコウノトリ だんまく小説R15,だんまく,小説
ハッピーバースデーをふたりで
大遅刻の真夢誕生祭2024小説。最後ほんの少しだけウフフな表記ありますが、通常で掲載します。ご注意下さい。真夢誕生日おめでとう!
去年のだんまく誕生祭小説とリンクしてます。
だんまく小説だんまく,小説
付かない印は幸せへの報せ-type B
「ああどうしよう……どうしよう……」 トイレから出て私はリビングにへたり込む。もう何度も見てるけど、スマホの管理アプリを開く。(一週間……)くるべきモノの印が一週間付けられず今日に至っている。ストレスや体調によっても一週間はまあ、かなり怪し…
だんまくとコウノトリ だんまく小説だんまく,小説
付いた印は幸せへの報せ
弾と真夢が、それぞれお互いに同じことを隠している。 それは、真夢が妊娠しているということ。勿論真夢のお腹に宿っている命のもう一人の宿し主は弾に他ならない。しかし、真夢が弾に妊娠していることを隠しているのは、弾への愛情と様々な不安な気持ちに…
だんまくとコウノトリ だんまく小説だんまく,小説
付かない印は幸せへの報せ-type A
「何だお前カリカリして……あ、生理か?」「な………!?」 弾のセリフに真夢は絶句する。確かに生理前は前に変わりないし、生理周期を共有して衝突を避けるようにするくらい、二人の間柄はオープンで、ラブラブでもお釣りが来るくらいの仲良しなのだが………
だんまくとコウノトリ だんまく小説だんまく,小説
だんまく the First④【R18】 完結
「……てな感じ、かな……」「………」 弾くんに昨夜のことを説明してもらって、私はあまりの恥ずかしさと何ということを都合よく忘れていたのかと自分を呪っていた。「あの……ごめんなさい」「……何がだよ?」「もう……全部」「……いや、いいよ……」そ…
だんまく小説 だんまく小説【R18】R18,だんまく,小説
だんまく the First③【R18】
「着いたぜ、真夢。歩けるか?」「……ん、大丈夫」弾くんの部屋に着いた私は、そのまま弾くんにソファへと下ろしてもらう。「じゃ、俺何か飲み物とか取ってくるわ」そう言って起き上がろうとした弾くんを、私は引き止める。「ま……待って!」「……どうした…
だんまく小説 だんまく小説【R18】R18,だんまく,小説
だんまく the First②
「いいかい?真夢、こんな感じでいくんだよ」「わ、分かった……」「はは、まあそんな気張らなくてもきっと、いや絶対大丈夫だぜい」 ミカちゃん、源さんの二人と私はこんな話をしながら飲み会へと臨んだ。「でもさ、やり過ぎかな?酔わせて二人きりなるなん…
だんまく小説だんまく,小説
だんまく the First①
数あるルートの中でも私が最初に思い描いた、まさに「最初のだんまく」たるお話。いつもより少し弾くん鈍め、真夢はイケイケ気味。弾くんがまだ今の他の話よりも自分の恋心に気付いていない感じです。
描写きわどめありますが直接行為ではありませんのでこのまま無印でいきます。
だんまく小説R15,だんまく,小説